昭和二十二年創業の想い しのぶ庵は、大阪・梅田 阪急三番街の地下二階に店を構える、本格蕎麦処です創業は1947年(昭和二十二年)。日本の伝統的な蕎麦文化を、梅田という都市の中心地で守り続けています。 「守りたい味がある。伝えたい味がある。」その想いを胸に、素材・技・空間、すべてにこだわり抜いた一杯をご提供しています。 二八せいろ蕎麦(ざるそば) ………. 850円(税込935円) 天ぷら蕎麦 ………. 1800円(税込1980円) 冷やしすだち蕎麦 ………. 1200円(税込1320円) 「くるみ汁蕎麦 ………. 1200円(税込1320円)」 納豆おろし蕎麦(卵黄付) ………. 1100円(税込1210円) 地鶏親子丼(卵黄付) ………. 1150円(税込1265円) 削りたて生かつお節辛味大根おろし蕎麦 ………. 1200円(税込1320円) 三品(三点盛り)蕎麦 ………. 1050円(税込1155円) 使用する素材はすべて国産。特にそばの実や出汁素材は、厳選を重ねて納得のいくものだけを使用。契約農家から100%国産のそばの実を店内の丁寧に送ってもらい、独自の製法で麺を打っており、他の十割蕎麦では味わえないようなコシと香りを楽しめ、関東風の濃口醤油と天然出汁を使った特製つゆと合わせ、香り高い十割そばに仕上がってます。 国産蕎麦粉と石臼製粉 しのぶ庵で使う蕎麦粉は、全国有数の産地である福井県産を中心に、北海道音威子府、信州八ヶ岳、福井丸岡、島根松江などから、季節ごとに最良のそばの実を厳選。 これらを独自の製法で仕上げ、蕎麦本来の風味・香りを最大限に引き出します。茹でた瞬間に立ちのぼる香りと、口に含んだときの強いコシが自慢です。 十割蕎麦と二八蕎麦の違い 「手前が十割蕎麦、奥が二八蕎麦」 十割蕎麦と二八蕎麦、それぞれの美味しさ当店の主力「十割蕎麦」は、そば粉100%で仕上げた完全グルテンフリー。一切の小麦粉を使わず、そば本来の香りと味わい、そしてざらりとした食感をダイレクトに楽しめます。やや太めに仕上げた麺は、しっかりとしたコシと噛み応えがあり、まさに“食べる蕎麦”。噛むほどに広がる香りと風味は、十割蕎麦ならではの醍醐味です。一方、「二八蕎麦」は、そば粉8割・小麦粉2割で打つ、しなやかな食感が魅力。ツルッとした喉ごしと滑らかさで、どんな料理にも寄り添う万能な美味しさを持っています。香りとコシを楽しむ「十割蕎麦」喉ごしと万能さを楽しむ「二八蕎麦」——あなたは、どちら派ですか? 出汁のこだわり濃口醤油と天然素材 しのぶ庵では、蕎麦の旨味を最大限に引き立てるため、関東風の濃口醤油を採用。関西では珍しいこの味わいは、十割蕎麦の力強い風味にしっかり寄り添います。出汁は、鹿児島県枕崎産の本かつお節、土佐清水産の宗田節、宮崎県産のうるめ節、北海道函館産の昆布を使用。早朝から職人が丁寧に煮出し、黄金色の天然だしへと仕上げています。 蕎麦湯と特製とろろ 濃厚で滋味深い、特製蕎麦湯冷たい蕎麦をご注文のお客様には、しのぶ庵特製の蕎麦湯をサービスでご提供しております。一般的な「茹で湯」とは違い、当店の蕎麦湯はそば粉を丁寧に溶いて仕立てた濃厚な一杯。まるで「飲む蕎麦」のような、旨味ととろみのある味わいが特徴です。残った蕎麦つゆに注ぎ入れて味の変化を楽しんだり、そのまま飲んで、じんわりと体を温めたり——お好みのスタイルでどうぞ。ルチンやビタミンB群などの栄養も豊富で、食後の身体にやさしく染みわたる、しのぶ庵ならではの心遣いです。 また、粘り気の強いやまいもを使用した特製とろろは、秘伝の出汁と合わせた逸品。蕎麦と一緒にお召し上がりいただくことで、より豊かな食体験をご提供します。 酒と一品料理で楽しむ粋な時間 しのぶ庵では、蕎麦だけでなく日本酒との相性にもこだわり、全国から選りすぐった地酒を多数ご用意。 おちょこ三種の飲み比べや、蕎麦前の一品料理と合わせて、「蕎麦屋で呑む」粋なひとときをご提供します。落ち着いた空間で、昼酒にも、夕餉にも。しのぶ庵は、食と酒の融合を大切にしています。 香りと粋を味わう蕎麦屋へ しのぶ庵の蕎麦は、素材、技、空間、そのすべてにこだわり抜いた一杯。私たちが大切にするのは、五感で愉しむ蕎麦の時間です。香り立つ蕎麦と旨味豊かな出汁、そして丁寧に選ばれた酒と肴。一杯の蕎麦を通して、心まで満たす体験をご提供いたします。